日本の喫煙率について

日本の喫煙率(習慣的に喫煙している人の割合)は、長期的に見ると大きく減少傾向にあり、特に男性の喫煙率の低下が顕著です。
ここでは、厚生労働省の「国民健康・栄養調査」などに基づいた、日本の喫煙率の推移の概要を、最新データとともにお伝えします。

1. 男性喫煙率の推移

ピーク時: 1965年頃には80%を超える非常に高い水準でした。
現在の傾向: 2000年代以降も一貫して減少傾向が続いており、2022年には24.8%、2023年には**25.6%**と、およそ4人に1人の割合まで低下しています。

2. 女性喫煙率の推移

傾向: 女性の喫煙率は、ピーク時の1965年頃から現在に至るまで、男性に比べて低い水準で推移しており、近年は6%台で推移しています。
年齢層: 男性に比べると変動は緩やかですが、近年はやはり減少傾向にあります。

年齢階級別の特徴(2023年データ)
男女ともに喫煙率は減少していますが、特に40〜50歳代の男性は他の年代に比べて喫煙率が高い傾向が見られます。

男性で最も高い年代: 40歳代(33.4%)、50歳代(31.9%)
女性で最も高い年代: 50歳代(11.7%)

■喫煙率が減少している主な要因

喫煙率が長期的に減少している背景には、以下のような要因が考えられます。
健康意識の高まり: 喫煙が健康に及ぼす悪影響に関する知識の普及。
たばこ対策の推進: * 医療機関や飲食店など公共の場での受動喫煙防止対策の強化(健康増進法改正など)。
たばこ税の増税による価格上昇。
禁煙治療の普及。
若者のたばこ離れ: 特に20歳代の喫煙率は男女ともに大きく減少しています。
たばこ製品の変化: 近年は「紙巻たばこ」から「加熱式たばこ」へ移行する喫煙者も増えています(2023年時点で、習慣的喫煙者の約3〜4割が加熱式たばこを使用)。
日本の喫煙率は過去最高から大きく低下したものの、先進国の中ではまだ高い水準にあり、さらなる禁煙推進や受動喫煙対策が継続して行われています。

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